ドンキホーテ(ドン・キホーテ)は数多くの商品を取り扱っており、深夜まで営業している独自性の強い店舗を全国に展開しています。中には、薬を販売している店舗もあります。
市販薬を扱っている店舗では、登録販売者の需要があります。登録販売者はドラッグストアだけではなく、大手ディスカウントストアのドンキホーテで働くこともできるのです。
それではドンキホーテに就職した場合、登録販売者はどのような働き方をするのでしょうか? また登録販売者がドンキホーテで働くことには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ここでは、登録販売者がドンキホーテへ転職した場合の働き方や待遇などについて解説していきます。
もくじ
ドンキホーテでの登録販売者の働き方
ドンキホーテの大きな特徴は、圧縮陳列と呼ばれる独特の売り場構造といえます。陳列商品を増やすために背の高い陳列棚を使用しており、壁際では2mを超えることもあります。
実際に以下は、北海道にあるドンキホーテ店内の写真です。
この店舗では天井近くまで高い棚を使用しており、商品が隙間なく並べられています。またサイドネットには、網目が見えないほど商品が敷き詰められています。ドンキホーテは顧客の手の届く範囲ギリギリまで商品を陳列しているのです。
また医薬品売り場も例外なく、このような陳列方法が採用されています。そのためドンキホーテでは、脚立を利用して高い位置にある商品の品出し・前出しを行う機会が多いです。
なおドラッグストアであれば、レジ専任の従業員がいないため、登録販売者もレジ専属となる時間が発生します。これに対してドンキホーテは、総合レジに専属の担当者(レジコンシェルジュ)が常駐します。
またドンキホーテでは医薬品を薬の専用レジで会計する必要がありますが、薬の専用レジにはアルバイト・パートの登録販売者が常駐するのが基本です。そのため、正社員の登録販売者がレジ担当となるケースは少ないです。
登録販売者は日用消耗品の責任者となる
ドンキホーテでは、さまざまな種類の商品が取り扱われています。これらの商品はカテゴリーごとに大別され、それぞれの部門責任者が商品管理を担当することになります。
このうち市販薬は、日用消耗品や化粧品などと同じカテゴリーに分別されています。そのためドンキホーテで働く登録販売者は、日用消耗品(ライフスタイル)部門に配属されます。
このとき日用消耗品部門に配属された直後は、細分カテゴリーの一つを担当することになります。例えば薬や化粧品、洗剤などライフスタイルカテゴリーに大別される商品群のうち、一つのジャンルの発注・数値管理を管理します。
ただこれは、ライフスタイル部門全体を管理する能力をつけるためのステップに過ぎません。ドンキホーテで働く正社員には、最低でも大別カテゴリー全体を管理できる能力が求められます。
そのためドンキホーテに正社員入社すると、登録販売者の資格者であっても日用消耗品全体の責任者となり、薬の専任者にはなりません。
研修中の登録販売者は資格者として働けない
また、ドンキホーテは商品を低価格で提供するディスカウントストアです。そのため少ない人数で店舗を運営することで人件費を抑え、利益を出しています。
これは薬売り場も同様です。店舗に正規の登録販売者が一人でも勤務していれば、顧客に市販薬を販売することができます。そのためドンキホーテでは、薬売り場には運営に必要最低限の人数(=1人)しか常駐しないのが基本です。
ただ登録販売者が1人しかシフトに入らないと、薬売り場を離れる休憩時間に売り場を締めなければならなくなります。
また店舗状況によっては、アルバイト・パートの登録販売者で組んだ資格者シフトに数時間の穴が生じる場合があります。例えば主婦の登録販売者が17時に退勤し、ダブルワークの遅番登録販売者が19時に出勤する場合などです。正社員登録販売者は、このようにして発生する資格者シフトの穴を埋めることになります。
このとき正社員の登録販売者が研修中だと、一人で薬を扱えないため資格者シフトを埋めることができません。そのためドンキホーテでは、研修中の登録販売者が資格者として勤務することができません。
実際に、以下は大阪にあるドンキホーテの求人です。
この求人は管理者要件を満たす登録販売者を募集しています。つまり、ドンキホーテは研修中の登録販売者を採用していないのです。
なお、ドンキホーテは実力主義であるため、熱意があって売上を取れそうだと判断されれば、研修中の登録販売者でも採用される可能性は十分にあります。
またドンキホーテでは採用後に配属部門が決まるため、研修中の登録販売者が日用消耗品部門に配属される可能性もゼロではありません。
ただこの場合であっても、正規の登録販売者としては働けないことを覚悟する必要があります。そのため実務経験を積んで正規の資格者になりたい登録販売者や、薬の専門家として働きたい人は、ドンキホーテでの勤務が向かないといえます。
ドンキホーテの年収・キャリア形成
なお基本的に、ドンキホーテは一般的な小売店に比べて来客数や売上点数などが多いです。またスポット商品(数量限定品)の仕入れが多いため、商品の入れ替えも激しいです。そのためドンキホーテでの勤務では暇な時間が発生せず、忙しい毎日を送ることになります。
当然ながら、忙しいとその分だけ心身への負担が重くなります。ただ一方で、吸収できるスキルが多いというメリットがあります。
多くの納品や品出し、棚替えなどをこなすためには効率的な仕事を意識する必要があります。また人員配置に気を配らなければ仕事が終わらないため、自然と教育・マネジメント能力が向上していきます。
効率的に仕事を処理するスキルやマネジメント能力などは、どの業界・企業でも重宝されるスキルです。ドンキホーテで経験を積むと、キャリアアップや転職などで役立つスキルが身に付きやすくなるのです。
現場の権限が多く、やりがいのある仕事に就ける
またドンキホーテは、時代のニーズ変化や地域の特性に合わせた店舗・売り場を作り、高い売上・利益を維持するために、部下に多くの権限を委譲することを方針としています。
実際に以下は、ドンキホーテの企業方針です。
ここには「店舗スタッフに権限の委譲を行い、顧客に合った売り場を自由演技で作れるようにしている」とあります。ドンキホーテで働くと、自分で考えて自由に仕事することができるのです。
具体的な例を挙げると、一般的な小売店では取扱商品を店舗の一存で変更できません。本部が指定する棚割通りに商品を陳列します。店舗に任されている権限は、季節品の納入数を本部に相談できる程度に過ぎません。
また商品の納入価格は本部で決められ、商品の価格すら店舗で変えられないケースもあります。チェーン店は本部主導であるのがほとんどなのです。
これに対してドンキホーテは、顧客のニーズに合っていれば必ずしも棚割通りに陳列する必要はありません。また商品の価格は店舗で自由に変更可能であり、同じチェーン店でも違う価格をつけることもできます。
またドンキホーテでは、店舗のカテゴリー担当者がメーカー・卸業者と商談を行います。店舗従業員が仕入れ値の交渉を行えるのです。
自分の担当している部門で商品を安く仕入れられれば、その分だけ利益が出やすくなります。そうすると数値実績を出すことができ、人事評価につながります。
そのため物事に工夫して取り組むのが好きなタイプだと、ドンキホーテの仕事に強いやりがいを感じられます。また経営者目線のスキルが身に付くため、キャリアアップ・転職を有利に進められるようになります。
出世が早く、早期の高年収が可能
またドンキホーテでは、実績が給料・キャリアに反映されやすいです。自分のアイディア・努力で良い結果が出ると、短期間で給料が上がります。
一般的な会社では、1年に1回給料の査定が行われ、これに応じて昇格・降格が決まります。
これに対してドンキホーテは半期年俸制を取り入れており、半年に一度給料の査定が行われます。また、これ以外のタイミングでも昇格・昇給が決まることはあります。ドンキホーテは昇格可能なタイミングが多いのです。
例えば以下は、東京や大阪などのドンキホーテ中途求人です。
この求人は半期半俸制を取り入れており、給与改定が年2回行われています。また給与改定期以外にも毎月昇格・昇給する機会があります。ドンキホーテで働くと、実績次第で早期キャリアアップが可能になるのです。
実際にドンキホーテで働く知り合いの登録販売者は、入社後数年で店舗の売場担当者となり、2年後には地域の日用品カテゴリーを担当するエリアマネージャーとなりました。またドラッグストアで店長経験のあった登録販売者は、ドンキホーテへ転職後、数年で郊外店の店長となりました。
当然ながら、出世すればその分だけ年収が高くなります。ドンキホーテでは一般的な企業よりも早期の昇給・昇格が可能なのです。
キャリアプランをアピールできる機会が多い
このとき、ドンキホーテでの半年に一度給料が改定されるタイミングでは、上長に自己アピールシート(自己評価表)を提出します。
自己アピールシートには、努力して結果が出た点や今後の課題などを自由に記すことができます。努力内容と結果が明確な説得力のある自己アピールシートを作成できると、その分だけ上長に努力・実績が伝わりやすくなるため昇給・昇格を実現しやすくなります。
また評価につながる自己アピールシートを作成するためには、自分の仕事を客観的に見る必要があります。そのため自己アピールシートを作成していくうちに、自分の実力と課題を冷静に捉えられるようになっていきます。
さらに、自己アピールシートには将来のキャリアプランを記すことができます。給料改定の際には面談も行われるため、上長に希望するキャリアを直接伝えることも可能です。
このとき、実力主義を掲げるドンキホーテではやる気と熱意が重視されます。そのため事前に希望のキャリアへの熱意をアピールしておくことで、理想のキャリアプランを実現しやすくなります。
ドンキホーテで働く福利厚生のメリット
なおドンキホーテは小売大手の大企業であるため、福利厚生が充実しています。例えば従業員優待は、旅行や資格取得、保養施設などのさまざまなジャンルで利用できます。
またドンキホーテでは、社宅制度はないものの大手賃貸会社との提携があり、優待価格で入居することが可能です。店舗でお得に買い物できる買い物優待制度もあります。
さらにドンキホーテではパートナー優遇を重視しており、結婚祝い金や出産祝い金、パートナーの誕生日祝い品(店舗で使える商品券や電子ポイント)などが支給されます。特に結婚祝いでは、異性のパートナーだけではなく同性パートナーの場合でも支給されるのが特徴的です。
小売店勤務でも産休・育休を取得できる
また一般的に、小売業界は産休・育休を取りにくい環境にあります。
産休や育休の取得は国で定められているため、厳密にいえばどの企業・業界でも取得可能です。ただ実際には、復帰後に減給・降格させられたり風当たりが強くなったりなどの理由で産休・育休を取得できず、退職せざるを得なくなる人が多いです。
これに対してドンキホーテでは、産休・育休によって減給・降格させられることが基本的にありません。ドンキホーテでは、あくまで実力と実績で評価されるためです。
また実際に産休・育休を取得している人は多く、私の知り合いにもドンキホーテで産休・育休取得後に正社員復帰している人は多数います。企業口コミ・評判でも、「産休・育休は問題なく取れる」としている声が多いです。ドンキホーテでは産休・育休を取得しやすいのです。
ただ、ドンキホーテは法律で定められている時短勤務制度しか利用できません。そのため、子供が3歳を超えると時短勤務を利用できなくなります。
ちなみにドンキホーテでは、必要に応じて雇用形態をアルバイト・パート従業員(メイト)に変更することができます。ドンキホーテではアルバイト・パート従業員の時給が個別で決められるため、実力・経験の豊富な正社員経験者は、パート従業員となっても高時給となるのが基本です。
実際に私はドンキホーテで働き、家庭の事情で正社員からパート勤務へ雇用形態を変更した経験があります。このとき、最低賃金の低い地方に住んでいましたが、時給は一般的なパート従業員の1.8倍(1,800円)で働いていました。
また従業員の時給は直属の上長と店長しか知らないため、時給が高いことによって職場に居づらくなることもありませんでした。
さらに、ドンキホーテは実力のあるアルバイト・パートの正社員登用を積極的に取り入れています。そのため正社員経験者のパート従業員は、家庭環境などが落ち着けば申請次第で正社員に戻ることもできます。
前述のように、ドンキホーテは早期出世が可能であるため、正社員復帰後に短期間で責任ある役職に就くこともできます。ドンキホーテは産休・育休制度が充実しているわけではないものの、子供を育てている女性が復職しやすい環境といえます。
ドンキホーテの口コミ・評判から見るデメリット
ただ、これまでに述べたドンキホーテで働くメリットの多くは、やる気・実力のある人に限られます。
ドンキホーテは良くも悪くも実力主義であるため、実力がなければ昇給・昇格が望めません。若いうちに早期キャリアアップして責任ある立場に就いている人がいる一方で、何年も同じ給料で昇格せずに過ごしている平社員がいるのも事実です。
また自ら学んでいくことを楽しいと感じられない人は、ドンキホーテでの仕事を苦痛に感じやすいでしょう。ドンキホーテは昇格のための研修制度が充実しておらず、上司などから教わりながら現場で成長する必要があるためです。
さらにドンキホーテでは、5日程度の連休を年2回取得することが可能ですが、希望休を頻繁に取れる環境ではありません。店舗の運営状況を見てシフトに入るため、特別な用事がない限り希望休は取得できないことを覚悟する必要があります。
正社員の登録販売者でも夜勤・転勤が発生する
またドンキホーテは一般的な小売店と違い、夜遅くまで営業しています。中には、24時間営業している店舗もあります。基本的に営業時間中は店内に1人以上の正社員がいることが求められるため、ドンキホーテでは正社員勤務であっても夜勤が発生します。
さらに夜勤の期間が定められていないため、一度夜勤になると昇格や異動などがない限り数年間は夜勤専属となるケースが多いです。
夜勤専属になると昼の時間帯が自由時間となるため、昼勤よりも用事を済ませやすいメリットがあります。また国の法律によって22時~翌朝5時までの勤務は給料が1.25倍になるため、夜勤専属になると手取りの給料が多くなります。
ただ当然ながら、夜勤は昼勤よりも体に負担がかかりやすいです。また深夜帯は、昼間よりも酔っ払いなどの厄介な顧客が多いです。夜のドンキホーテでは、一般的な小売店では経験しないようなトラブルが発生することもあります。
ドンキホーテで働く登録販売者は、夜勤専属となる可能性があることを覚悟する必要があるのです。
またドンキホーテは店舗を全国展開しているため、全国各地への異動の可能性があります。
このとき勤務地は希望を考慮されるため、転勤による転居が難しい場合は相談が可能です。また転勤によって発生する費用は会社持ちとなるため、金銭的な負担はありません。
ただドンキホーテは、一般的な企業よりも転勤スパンが短く、早いときには半年もせずに異動となることもあります。
転勤では悪い人間関係をリセットしたり、スキルアップしたりなどのメリットはありますが、心身への負担は大きいです。そのため一つの店舗で腰を据えて働きたい人には、ドンキホーテは向かないといえます。
数値実績を求められ、残業が多くなりやすい
またドンキホーテは実力主義であるため、一般的な小売企業よりも数値実績を求められます。
上司から売上予算を達成するための具体的な計画施策を講じるように指導されますし、予算の未達成が続けば減給・降格することもあります。そのためドンキホーテでは、数値実績を出すために多くの時間を費やす必要があります。
このとき、ドンキホーテは他の小売店よりも営業時間が長く来客数が多いため、営業時間中にこなせる仕事の量に限界があります。その結果、残業が多くなりやすいです。
実際、ドンキホーテでは残業前提の給料システムとなっています。例えば以下は、ドンキホーテの登録販売者求人です。
この求人に記載されている月給には、月30時間までの残業代があらかじめ含まれています。つまりドンキホーテは、月30時間は残業が発生する前提で給料が支給されているのです。そのためドンキホーテで働く登録販売者は、毎日1~2時間の残業が発生することを覚悟する必要があります。
・サービス残業はあるのか?
参考までに、以前のドンキホーテでは、サービス残業が常態化していました。正社員だけでなく、アルバイトやパート従業員も規定の仕事が終わるまで無給で働くのが基本でした。
ただ現在では、意図してサービス残業をした(行わせた)従業員は降格対象となります。例えば店舗スタッフがサービス残業していることが発覚すると、管理監督者である売り場責任者や店長などが降格対象となります。
またドンキホーテ店舗では従業員カードによる出退勤時間の記録システムが導入されており、隠れてサービス残業を行うこともできなくなっています。このような環境でサービス環境を強行すると、当該人物や上司が降格となります。そのため現在のドンキホーテでは、サービス残業の発生を心配する必要はないです。
正規の登録販売者資格を維持しにくい
また、前述のようにドンキホーテは薬売り場のみ薬の販売許可を得ています。そのため薬売り場以外での仕事は、登録販売者の業務・実務経験としてカウントされません。
このとき、日用品部門の責任者であっても登録販売者シフトに入ることがある場合は、業務・実務経験を積んで正規の登録販売者資格を維持可能です。
ただ、エリア担当者や店長などに昇格すると、店頭に出て仕事する機会がほとんどなくなります。その結果、登録販売者としての業務・実務経験を積むことができなくなります。ドンキホーテで働くと、正規の登録販売者資格を維持しにくくなるのです。
ただ、小売店でのエリア担当者・店長の経験は他の小売企業でも重宝されます。特にドンキホーテは売上規模の大きい店が多く、経験マネジメント人数も多くなりやすいです。
マネジメント経験は小売業界に限らず、さまざまな業界で活かせるスキルです。そのためドンキホーテでは正規の登録販売者資格を維持しにくいものの、昇格によってキャリアアップ・転職に有利な経験・スキルを得られるため、それほど気にする必要はないでしょう。
転職サイトを利用してドンキホーテへ転職する
ドンキホーテは他の小売企業と異なり、自由な発想で工夫して仕事に取り組めます。また自分のアイディアが売上などの実績につながれば、短期間で昇給・昇格可能です。そのため上昇意欲があり自分で工夫することが好きな人は、ドンキホーテで働くことで高い満足感を得られるでしょう。
ただ、登録販売者の資格保有者を募集する中途求人は限られています。薬を扱っているドンキホーテは限定されていますし、店舗の資格者が足りていれば登録販売者求人が出ません。
そこでドンキホーテで登録販売者資格を活かしたいのであれば、転職サイトを利用して求人を探しましょう。
転職サイトの担当者は、希望の求人が出たタイミングで案件をあなたに紹介してくれます。そのため転職サイトを利用すると、ドンキホーテの登録販売者求人を見逃すことなく挑戦することができます。
実際に私が過去に働いていた店舗・地域では、アルバイト・パートの資格者が多く在籍していたため、登録販売者の正社員求人は出ていませんでした。
ただ、転職サイトを通じて一般の中途採用面接を受けた登録販売者の資格保有者がいて、彼女は資格者待遇によって薬の取扱店舗に配属されました。ドンキホーテでは、登録販売者求人が出ていなくても、転職サイトを通すことによって資格者として入社できる場合があるのです。
まとめ
ドンキホーテは現場の裁量権が多く、自分で工夫して自由に仕事に取り組むことができます。具体的には、店舗勤務の登録販売者であっても、ドンキホーテであれば取引先と商談して商品の仕入れを行ったり値段やレイアウトの変更をしたりすることができます。
また自分のアイディア・工夫によって達成した数値実績は、給料に反映されます。そのためドンキホーテで働くと、早期の昇給・昇格を実現しやすくなります。
なお、ドンキホーテの登録販売者求人は数が少ないです。そのため自力で求人を探すと、希望地域の登録販売者求人を見つけられないケースがほとんどです。
そこでドンキホーテで働きたい登録販売者は、転職サイトを利用して求人を探しましょう。そうすることでドンキホーテの登録販売者求人を見つけやすくなるだけでなく、交渉次第で一般求人であっても資格者として入社しやすくなります。
登録販売者が転職を行い、求人を探すにしても自分一人で行うのは現実的ではありません。そこで、ほとんどの人が転職エージェントを活用します。
転職サイトを利用すれば、「年収の交渉」「希望の勤務地」「労働時間の調節」を含めてすべて代行してくれるようになります。
しかし、転職サイトによって「地方在住者でも事前面談に対応している」「40代以上でも利用可能」など特徴に違いがあります。人気の転職エージェントの中でも、これらの特徴を理解したうえで、どの転職サイトを利用すればいいのか検討しなければいけません。
そこで当サイトでは、転職サイトごとの特徴について解説しています。転職では2~3社以上に登録して活動するのが基本になるものの、どの転職エージェントを利用すればいいのか理解したうえで以下のページから比較検討し、転職サイトへ登録するようにしましょう。